自然が美しく過ごしやすい気候のオーストリア
オーストリアは、ヨーロッパ大陸のほぼ真ん中にある内陸の小国です。
国土面積は日本の4分の1ほどしかなく、周りを8つの国に囲まれています。
国土の大部分がアルプスの雄大な自然ですので、ワーホリに行けば小高い高原や美しい湖がいくつも見られるでしょう。
自然の美しさはヨーロッパのなかでも屈指です。
オーストリアの気候は大陸性気候に分類され、年間を通して湿度が低いです。
日本人にとって夏は過ごしやすいですが、冬の冷え込みが激しいので渡航時期によっては注意しましょう。
春先から夏場にかけては最高ですから、もし時期を選ぶ余裕があるなら、4月から8月ぐらいまでを選ぶことをおすすめします。
オーストリアで話される言葉ですが、公用語はドイツ語です。
もともとドイツとは同じ国だったためですが、別々の国になって時間が経つうちに、本場のドイツ語とは少し違ってきています。
言語学的にはオーストリアドイツ語に分類される言葉です。
とはいえ、ドイツ語の勉強のためにオーストリアに留学する人は少なくありません。
またオーストリアといえば音楽のイメージがあるように、音楽を勉強するために留学する日本人も大勢います。
また、なかでも首都ウイーンは音楽の都とも呼ばれるように、コンサート会場やオペラ劇場、オーケストラなどの楽団が無数にあります。
ハイドン、モーツァルト、シューベルトなどの大音楽家でも有名なウィーンですから、ぜひ音楽に興味があるのなら彼らの足跡をたどってみてはどうでしょうか。
もちろん世界トップレベルの演奏もたっぷり聴けますので、1年のどの時期でも音楽がたっぷり味わえます。
音楽目的でワーホリ先を選ぶならオーストリアがおすすめです。
オーストリアのワーホリビザについて
オーストリアでは、18歳から30歳までの人にワーキングホリデー制度が認められています。
ただし、それにはビザの取得が必要です。
ビザD「WHP」というビザを取得すると、就労許可を取得せずに収入を得られるようになり、最長で12か月滞在できるようになります。
ビザD「WHP」というのは、査証免除協定を結ぶシェンゲン地域でのノービザ滞在とは異なり、別枠での扱いです。
ノービザ滞在の前後に利用することで、いったん出国しなくてよくなります。
ビザの申請は、東京、大阪、名古屋のVFSビザ申請センターでできるようになっていました。
しかし、現在は名古屋では申請できなくなっているので注意してください。
また、在京オーストリア大使館でもビザの申請を受け付けています。
ただし、大使館では新型コロナウイルスの影響で窓口業務が一部制限されています。
予約の必要はありませんが、一日に利用できる人数が制限されていることに注意してください。