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夏の海は楽しさも危険もいっぱい!海へ行くならおさえておきたい4つの注意点

大きな波に気を付けよう

夏といったら海に行きたいと思う人は多いでしょう。
暑い夏は海で、思い切り楽しみたいものです。
しかし、海は楽しみだけではなく、恐ろしさもあります。
気を付けなければいけないことを考えてみましょう。

まずは大きな波です。
どんなに風が強くても、波はそんなに激しいように見えませんし、むしろ穏やかな感じにみえるかもしれません。
しかし、油断禁物です。
いつ大きな波が現れるかわかりません。

なので、海に入る前に波がどのような状態なのか、動きをよく見てみましょう。
特に子供が小さい場合は危険なので、注意しなければいけません。

海の深さも恐ろしいもの

言うまでもないことですが、海はプールと違います。
大きな違いは、その深さでしょう。
プールは深さが均一になっていますので、いきなり深くなるということはないです。
しかし、海は自然の産物なので、いきなり深くなるということはよくあります。

このくらいならば大丈夫と思って、海に入っていて急に足がつかないような深さになったら、どんなに恐ろしいものでしょうか。
子供も大人もあわててしまいますし、パニックになるでしょう。

こういった深さの変化は、潮が満ちたり引いたりすることとも関係あります。
海に入る前は、潮位についてもよく確認しておくと良いです。

熱中症の予防と日差し、日焼け対策

夏のビーチは太陽が似合いますが、ビーチの日差しはかなり強いものです。
そういった炎天下にいると大量に汗をかきますので、体内にある水分が減ってしまいます。
こまめな水分補給や塩分補給をしないと熱中症になってしまう可能性もあるのです。
気を付けたいものでしょう。

そして、日差し対策や日焼け対策もしないといけません。
ビーチにはパラソルを立てるのはもちろん、日傘や帽子も用意したいものです。
さらに、日焼け防止のために日焼け防止めを塗るなどの対策をします。
海に行く際は、お気に入りの日焼け止めなどを用意するようにしてください。

飲酒して泳ぐことの危険性と心肺蘇生の必要性

海辺でお酒を楽しむ人は多いものですが、飲酒したら泳いではいけません。
海上保安庁によりますと、遊泳中の事故での死亡率は、飲酒した場合が飲酒をしなかった場合の約2倍です。
この数字を見ても、飲酒と遊泳の危険性はわかるものでしょう。

因みに水難事故の場合、心停止になってしまっても2分以内に心肺蘇生を行えば、救命率は90%です。
しかし、5分でも経過してしまうと約25%に下がってしまいます。
このように見ますと、何かあった時に早めに心肺蘇生を行えば、命が助かるということです。

実践できる人が周囲にいるとありがたいものでしょう。
興味のある人は講習会などに行ってみるのも良いかもしれません。