海外で起こったクレカトラブル実例・注意点を紹介
海外旅行や語学留学などは楽しいものです。
しかし、楽しさだけでなく、大変なことがあるということも認識しておきましょう。
実はクレカの海外トラブルは数多くあります。
今回は海外で起こったクレカトラブルの実例と注意点をご紹介しますので、参考になさって今後にお役立てください、
ヨーロッパでの実例ATMのトラブル
ヨーロッパでは、ATMのトラブルがあります。
たとえば、現金をATM利用で用意する場合、カード挿入口に知らないうちに、スキマ―が置かれていることがあるのです。
こうなると、カードの磁気情報がスキマ―に読み取られてしまいます。
また、防犯カメラのような小型カメラで、ATMを使う人が暗証番号を押す様子を画像に撮って暗証番号を盗むということもあるのです。
そのような方法で偽造カードを作り、それが犯罪に使われます。
しかし、スキマ―があるかどうかはわかりにくいものです。
その対策としては、そんなにメジャーでない銀行を選ぶ、暗証番号がわからないように番号を押すときに、手が見えないようにするといったことが考えられます。
その他に、タクシードライバーのスキミングというフランス、オーストラリアの実例もあります。
対策はドライバーから目を離さないようにすることです。
たとえば、お財布にカードをしまうまで相手が不審な行動をしないか、周囲をよく窺います。
そして、そういった対策を講じていることを相手に分からせるような態度をとりましょう。
ヨーロッパでの実例は露店でもある
露店などで買い物をして、お金を払う時におつりがないので、店主にクレジットカードにしてほしいといわれることがあります。
しかし、カードを使おうとして暗証番号を端末に押すと、何度押してもエラーになるのです。
そうしますと、店主が確認してくるので、カードを貸してほしいと言ってきます。
ここで、渡してしまうとカードを不正に使われてしまうのです。
やっぱり使えないといって、時間がたってから店主は戻ってきてカードを返しますが、この間に不正につかわれている可能性があります。
つまり、エラーがでるので、お客が何度も暗証番号を押しているのを見て番号を覚えてしまい、ちょっと確認といってだまし、カードを持ち出して不正に使うのです。
こういうことにならないように、店主にカードを渡してはいけません。
日本であれば、デパートで買い物をして店員にカードを渡し、会計の手続きが終わるまでまっているということはよくあります。
でも、海外では店員が端末を持ってきて、その場で会計をするのです。
こういった習慣の違いも気を付けたいものでしょう。
アジアで気を付けるのはスリ、ぼったくり
アジアの国ではスリやぼったくりが多いです。
治安のよさそうな台湾でも意外なことに、こうした犯罪が良く行われます。
危険なのはつい安心しがちになる寺院や博物館、日本人に人気の高い飲食店でもありますし、夜市や駅でもあるのです。
財布が取られて、カードが不正利用されます。
対策は常に持ち物がなくなってないか、気を付けるようにすることでしょう。
いくら安全と思っても油断禁物です。