語学留学の目的とその概要
語学留学の目的は、身を以て語学の習得をめざし、海外への留学を行うということです。
日本でも、文明開化の時代より、外国語の習得は必要とされてきました。
現代の学校教育においても同様で、中学高校と6年間の英語教育は、必須科目となっています。
しかし、実際にその6年間で、英会話をマスターするのはまれで、大学の英文科へと進んでも、あまり語学力が向上していないという方もいらっしゃいます。
大きな理由としては、普段の日常会話が日本語で行われる為、ネイティブな英語が習得しにくいという点です。
そこで、生きた英語を学ぶ為にも、語学留学は英語力を上げるためにも、非常に有効な方法として注目されています。
語学留学とワーホリとの違いとは
渡航により、海外に一定期間滞在するという点については、双方に共通する事ですが、その本質は全く異なっています。そこで、語学留学とワーホリとの違いを、簡潔に並べてみましょう。
・語学留学の一番の目的は語学の勉強であること
・学生ビザを申請し、渡航後には国に指定された語学学校に通うこと
・語学力向上のための留学なので就労は不可なこと
・年齢制限は特になく、18歳以上であれば誰でも留学可能であること
・語学学校にもよりますが、期間の制限が設けられていないこと
・アクティビティや観光付きの語学留学もあること
大きな相違点は、現地でのワーキングが認められていないことです。
語学留学でモチベーションが上がらない方の特徴
モチベーションとは、いわゆる動機づけの事で、常に目標に向かって気力を維持していくことにあります。語学留学は、自らを海外の地に置いて、現地の生の言語を学ぶものですが、自分のイメージと異なってしまうと、思うように能力を底上げしきれないということもあります。このように、モチベーションが上がらない理由はほかにもいくつかあります。
・語学留学による過度な期待をもつタイプ
・校内のコミュニティーでしか行動しないタイプ
留学すれば、おのずと語学力が上がるというのは間違いで、やはり学校での予習や復習は必須条件です。また、日本人同士で固まるのもあまり良くなく、積極的にパーティーやイベントなどに参加するなど、コミュニケーションと行動力こそ最も大切なのです。
モチベーションを上げるためにはコレを実行 !
ほとんどの方は、単身で語学留学に赴きますので、場合によっては孤独感を感じてしまい、モチベーションが下がってしまいます。そこで、モチベーションを上げるための、ポイントをいくつかご紹介しておきましょう。
・勉強する意欲の高い人が集まるグループに入る
テンションも上がりやすく、様々な情報を共有しながら学んで行けます。
・事前に語学留学の目的を定めておく
例えば、1日1フレーズずつ学んでいく、1日必ず数人と会話を行うなど。
・休む時間はしっかりと確保
瞑想したり、何もしない時間帯をわざと作ることで、リラックスできる状態をつくるなど。
目的は語学力アップですが、あまり自分を追い詰めたりしないようにしましょう。