ワーホリ、留学経験のある自分が思うホームステイの魅力とは
海外を楽しみたいと思う時、自分のように人との付き合いが好きで、積極的に行動できるという人以外、やはり最初はホームステイの方がいいのではないかと思います。
ホームステイ先によってもその感覚は変わると思いますが、いいホームステイ先に当たれば、何でもどんどん誘ってくれるし、家族の一員として時には叱り、時には大笑いし、悲しいことがあると一緒に悲しんでくれる等、留学の最高の思い出として残るのです。
自分はワーホリ、また留学などを経験し、ホームステイの良さ、悪さもよく理解していると思います。
いい点はそれこそ、数え上げるときりがないというほどありますが、生活の費用が少なく済むという点、またいつでもお帰りとむかえてくれる家族がいるという点等無数です。
でも悪い点もあり、もちろんホームステイ先にもプライベートな空間が用意されていますが、プライベートな空間を常に持って暮らしてきた日本人にとって、家族ではなく異国の第三者の家で暮らすことに大きなストレスをなることもあるという点になります。
最初に留学した先のホームステイ先では、夕飯を共に食べるというルールがあり、一度19時には家に帰宅するということが厳しく決められていました。
パーティなどがある時には前もって話しておけばいいのですが、その他、通常の日々の中では、夕飯をそろって食べることが通常で、そういう生活をしてこなかった自分はちょっと窮屈でした。
こうしたこともあるので、ホームステイする時にはある程度覚悟を持っていくことと、溶け込む意識を持っている事が重要です。
ホームステイ先に溶け込むために僕がしたこと
まず大きな声であいさつするということ、笑顔を見せるということ、それにわからないことはわからないとはっきりすること、またそのままにせず、わからないこと、おかしいと思うことは疑問を解消するために動くことなども実践していました。
最初はおはようというだけでも蚊が鳴くような声でしたが、もっと元気に挨拶しなくちゃだめよ?朝なんだからといわれ、挨拶をしっかりはきはきとするようにしたものです。
すると、ご家族は「今日の授業は何?」とか「授業が終わったら○○に行こうよ」など、少しずつ打ち解けられたような気がします。
元々自分はなんでも前向きで積極的な方ですが、人の家で暮らすということは当時、慣れていなかったので、ちょっと消極的になっていたようです。
でも、自分からどんどん声をかけるようにすると、ホームステイ先の人たちも、日本の文化に興味を持って質問してくれたり、自分のことを理解しようと努めてくれて、日々ハッピーになっていきました。
何かしてもらったら自分も何か人のためになることを
留学して思ったことですが、日本人はしてもらえることになれているなということを感じました。
日本は昔からおもてなし精神があるので、何でも人がしてくれるようなところがあるのです。
親にしてもしかり・・・部屋の掃除を当たり前のようにやってくれたり、洗濯なども学生の頃、自分でしたことなどありません。
しかし留学先ではホームステイ・・洗濯は洗濯機のやり方を教えてくれて、私たちは夜に回してしまうから、あなたは朝行うようにしてねといわれたのみ、もちろん自分で行います。
でもちょっと調子を崩したとき、一緒に洗ってしまうから出しなさいと、ホストファミリーのママが洗ってくれたのです。
その後、元気になってからずっと、夕飯の洗い物をさせてと恩返ししたら、ものすごく喜んでくれました。
何かしてもらったら、何かをする、当たり前のようなことだけれど、実は日本人ができないことをすること、これも留学生活ではとても重要な事なのです。
外国では積極的に行動する事、また自分の意見をしっかり伝えること、笑顔で明るく元気に挨拶する事がとても重要な事になります。