チリってどんな国?国の紹介
南部大陸の西側、太平洋に寄り添うように位置しているのがチリです。
地図を見ると、国土がとても細長い形状をしているのが大きな特徴です。
日本も南北に長くさまざまな季節を見ることができると言われますが、チリも北には砂漠がある一方で南には氷河に覆われるという、多彩な季節・気候を備えている国です。
国土の面積は日本の約2倍ほどで、人口は約1800万人ほどです。
南米の国々の中には治安もよく、日本人も滞在しやすい環境と言えます。
チリの特徴
チリのワーホリで注意しておきたい点がひとつあり、それは「スペイン語が必須!」ということです。
南米の多くの国と同様、公用語はスペイン語ですから、英語では現地の人達とコミュニケーションを取るのは難しいと見るべきでしょう。
まずは現地で意思疎通ができる程度のスペイン語の語学力があるかどうかをチェックしておきたいところです。
「英語は自信あるけどスペイン語とまだまだ…」という人は、首都サンチアゴなど比較的英語が通じやすいエリアを選んでみるとよいかもしれません。
もうひとつ注意したい点として挙げておきたいのが、「物価がそれなりに高い」という点です。
南米の中でもチリは物価が高い水準にあり、食品をはじめとした日用品は日本と同じレベル、あるいはやや高い水準となっています。
ワーホリの仕事でちゃんと生活できるのかどうかも、よく確認しておきたいところです。
チリのワーホリのビザについて
2018年2月に、日本とチリとの間でワーキングホリデー協定が結ばれました。
チリにとってはアルゼンチンに次いで2カ国目となっており、日本人はかなり恵まれた環境と言えます。
そんなチリでのワーホリのビザ取得に関しては、まず定員が200人であることが特徴として挙げられます。
一般的なワーホリ協定国に比べると数が少ない水準です。
ただし日本からチリへのワーホリを希望する人はまだまだ少ない状況にあるため、すでに定員に達してしまったために取得できないといったリスクは少なく、むしろビザの審査に通りやすい傾向が見られます。
年齢はビザの申請時の年齢が18歳以上30歳以下であること、そしてワーキングホリデーの期間が1年間に設定されているのも条件です。
なお、期間に関しては1年間の延長も可能です。
ビザの申請にかかる料金は6000~7000円程度で、具体的な金額に関しては直接問い合わせて確認しておく必要がありますが、2019年の発行手数料として6655円というデータもあります。
これを基準に、やや多めに用意しておけば大丈夫でしょう。
さらに滞在当初に生計を維持するために必要な資金を確保することも求められており、これは毎月700アメリカドル程度が基準となっています。
あとは帰りの切符を購入するための資金も確保していること、原則として被扶養者を同伴しないことなども、ビザの申請条件となっています。