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海外旅行の服装について

海外旅行での服の選び方

海外旅行で着ていく服の選び方は、「現地の気候に合わせる」「文化・宗教に合わせる」「雰囲気に合わせる」「旅行の目的に合わせる」の4点がまず基本となるでしょう。
プラスして移動中の服を意識すれば、海外での滞在をより楽しめる服装で旅行することができるはずです。

移動中の服に関しては、寒暖差対策ができるかとリラックスできるかどうかがポイントになります。
フライトを中心に長距離を移動する場合には大きな寒暖差が生じますし、長時間椅子に腰掛け続けるなど体への負担も大きくなります。
そうした状況に合わせて、あまり体を締め付けないリラックスした服や、寒くなった時に気軽に羽織れる服などを用意しておきたいところです。
この点は1つ目のポイント「現地の気候に合わせる」とも共通してきます。

4つのポイントのうちとくに個人差が大きくなるのが、4つ目の「旅行の目的に合わせる」です。
ハイキングや登山を目的にする場合やおしゃれやお店を訪れる場合、史跡や町並みを巡り歩く場合とでふさわしい服装は当然異なってきます。
歩く機会が多い旅行ではやはり動きやすい服であることが大前提で、加えて靴や帽子にもこだわってみましょう。

海外ならではの注意点として踏まえておきたいのが、ドレスコードの存在です。
レストランやコンサート会場などでは日本にはないドレスコードが設定されているケースもあります。
せっかく訪れたのにドレスコードに引っかかって入れなかった、などといった状況に陥らないためにも事前に確認しておきましょう。

海外のレストランやコンサート会場における一般的なドレスコードの基準として、男性はブレザーやジャケット、女性はワンピースやブラウス、スカートなどが挙げられます。
基本的には、肌の過剰な露出に注意しつつ上品で清潔感があるものを選べば大丈夫です。
「雰囲気に合わせる」とは、例えば現地の雰囲気に合わせてエスニックな服を選ぶなど、旅行をより楽しくしてくれるような服選び&コーディネートのことです。

海外旅行でNGな服装

もっとも注意が必要なのが、「現地の文化・宗教に合わせる」服選びです。
例えばイスラム圏では女性は肌の露出が多い服装はNGですし、教会をはじめとした宗教施設でも男女問わず肌の露出が多い服装はNGになることがあります。
ノースリーブや半ズボン、サンダルなど「カジュアルすぎる」服装にはとくに注意しましょう。
ほかには、Tシャツなどで特定の宗教をモチーフにしたデザインを着るのも、国・地域によっては要注意となります。

旅行では荷物の量も気になりますから、それほどたくさんは持ち込めません。
NGな服装に注意しつつ、目的に合わせて必要なものだけを揃え、あとは必要に応じて現地調達で済ませるのも一つの方法です。
現地調達ならNGな服装を選ぶリスクも少なくなりますし、それこそ現地の雰囲気に合った服を着る機会も得られるでしょう。