ワーキングホリデーの概要
日本とオーストラリアの間で、ワーキングホリデー制度が実施されてから、早30年が経ちました。
当初は、渡航費も高額で、簡単に一般学生がワーホリを利用するには難易度が高かったようです。
しかし現在は、渡航費も安くなり、円高の影響によって、以前よりまして随分とワーホリを利用しやすくなりました。
ワーホリは、海外旅行とは違い、長期滞在の許されるビザで、日本とのワーホリ協定関係のある国であれば、1年ないし2年間の滞在許可がおり、その間滞在費などのねん出のためのワーキングが許される制度です。
とはいえ、一生のうち、このワーホリ制度を利用できるのは一度のみ。
後悔しないためにも、するべきことは整理しておかなければなりません。
ワーホリで後悔しやすい方の人物像
一生に一度だけのワーホリ体験、楽しく日々を送り、交友関係も充実させ、あわよくば恋愛も成熟させて見せると、意気込んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、考えなしで、ワーホリに臨むのも考えものです。なぜなら、後悔先に立たずとも言うからです。
そこで、ワーホリで後悔しやすい方の特徴を学びとり、失敗しないよう枠組みを作ってみてはいかがでしょう。
まず、現地で生活することだけに満足してしまうと、結果的に当初決めていた目標を忘れてしまうことがあります。周囲に影響される方はその傾向が高く、お酒やドラックに手を出してしまうのは言語道断です。
何事も、計画性を持って行うことを、忘れないようにしましょう。
陥りやすいワーホリでの後悔と取り組み方
先に説明したように、先々ワーホリで後悔しないためにも、限られた期間を充実した生活を送るためにも、比較的陥りやすい後悔例をいくつかご紹介しておきましょう。
・思ったよりも語学力が伸びない。
日本と同じような生活習慣を送っていると、思うように語学力が伸びてこないという事があります。対策としては、ワーホリ中に語学学習のルールづくりを行ってみましょう。例えば、決められた時間に復習をし、日記は必ず学んだ語学で記すなどの取り組みは効果的です。
・帰国後に希望の仕事が見つけられない。
語学力の底上げには、ワーホリ中のプランは大切ですが、帰国後のプランもおろそかにしてはいけません。帰国後に何を学んだか、これから何ができるかが大切で、資金面も含めて計画性を持ってやるべきです。
ワーホリで後悔しないためのまとめ
ワーホリ経験者ならご存じのように、ワーキングホリデーを利用するには年齢の制限があり、一生に一度しかこの制度を利用することができません。また、期間も限られていますので、ワーホリで後悔しないためにも、後々就職で生かすためにも、計画性が大切だということを説明してきました。そのためにも、公開しない三つのポイントをご紹介しておきましょう。
・資金不足で後悔しないために、必要な資金を事前に調べておくこと。
・渡航前には、必ず言語学習の目標やルール作りを行っておくこと。
・帰国後の生活も踏まえて、目的をしっかりと持って行動すること。
以上、アドバイスの一つとしてご参照ください。